歩きやすさは「足のあおり歩行」がカギ!

皆さん、こんにちは。

先週と比べると寒さがゆるやかな日となっております京都です。最高気温が15℃近くあると体感が違いますね。

昨日、旅行中の香港人の方にお越しいただけました。片言の日本語で幅広の靴を探しておられることが分かりました。確かに、靴の上からでも分かるほどの外反母趾です。

なんでも香港では幅広の靴があまりないから日本で買っておられるんだそう。日本は幅広甲高と銘打った靴が多いですからね。

 

さて、前回ブログの続きです。「歩きやすい」ってなんでしょう?

私が思うに、左右の足をスムーズに出せることが「歩きやすい」のだと思います。…当たり前ですね^^;

歩行は足による前後方向のみの単純な動きのように思えますが、実際は足による内外の動きも加わっています。

例えば、足が接地するとき、正しく歩行していればかかとの少し外側で接地しているはずです。この状態を回外位と言い、土踏まずを外側に起こす動きを「回外(かいがい)」と言います。

接地した足はそのまま前進します。前進しつつ、足裏の外から内へも移動しています。

そして、足で地面を蹴りだすときには、母趾球(母趾の付け根)に力を入れて推進力を得ています。この状態を回内位と言い、土踏まずが内側に潰れる動きを「回内(かいない)」と言います。

足は重心を後方→前方へ移動させながら、内側⇔外側にも移動して歩行しています。この一連の動きは「足のあおり歩行」とも言われています。「歩きやすい」ということは「足のあおり歩行」がスムーズにいくことではないでしょうか。

そして、「足のあおり歩行」は土踏まずが健康的に形成されていないとうまくできないものなのです。「足のあおり歩行」がうまく機能していないから土踏まずが形成されないとも言い換えられます。それぐらい両者は密接な関係なんですね。

歩きやすさを突きつめると土踏まずに行きつきました。土踏まずをサポートするインソールで「歩きやすい」を目指しましょう!

(参考文献・シューフィッター養成講座テキスト (社)足と靴と健康協議会)

 

以前に作っていた歩行のイラストです。改めて歩行は全身運動だということがよく分かります。
以前に作っていた歩行のイラストです。改めて歩行は全身運動だということがよく分かります。